告白なんてしないから
ずっといい幼なじみでいるから


だからお願い、



これだけは許してよ」





ちゅ、…と額にキスを落とす



「額の上なら、…友情のキス」



唇に落としたいのを我慢する



それをやってしまったら俺はきっと我慢できなくなるから、




「嘘つきは額で十分」




そして俺はいつものようにしおりの頭をゆっくりと撫でた











~end~






(私も嘘吐きだから、





唇にキスを落としてよ)



狸寝入りのしおり。