NUDE〜彼女の心〜


熱もひいて、ようやくベットから起きれるようになった頃。


俺はもう一度素直の部屋に入った。


あの日は熱もあったし、暗くて電気もつけてなかったからあまりよく見えなかった。


だから何か見間違えたのかもしれない。


そんなバカみたいな期待を胸に、真昼間の今、あいつの部屋を覚悟の上で入った。


でもそこにはやっぱり…何もなかった。


家具も、荷物も。
2着目となるずっと飾ってあったウェディングドレスも。


そして…あいつも。


元々置いてあったローテーブルだけが残されていて。

その上に携帯が置かれていた。


その携帯の名義は俺だったからそのまま持っていくことも解約することもできないから置いていったんだろう。


電池の切れたその携帯を手にしたら携帯の下に手紙があった。