だけど…ーーー。
耳元から聞こえるコール音とは別に、あいつの携帯の着信音がすぐ近くから聞こえてくるんだ。
あいつの部屋から……聞こえてくるんだ。
何だよ、居たのかよ。
まだ怒ってんのか?
今回ばかりはちゃんと謝るまで許さねぇってことか?
面倒くせぇなぁ…とか思いつつ。
だけど安否が確認されたことにホッとして。
携帯を切るとあいつの部屋の前に立った。
「素直?居るんだろ?
昨日はその…悪かったな。
疲れてたんだよ…。
ちゃんと話そうぜ、な?」
中のあいつに話しかけたが反応はなく。
ただでさえ小っ恥ずかしいってのに、無視とか余計に恥ずかしいわっ!

