流れる涙をそのままに。 真っ赤な目で俺を見上げる素直。 俺は言葉を失った。 何っつぅか…、鈍器で頭を殴られたようだ。 来るべき日がきたか…って、諦め。 何だそりゃ!? 海外行ってその男と寄り戻すのか?…って、イラつき。 じゃぁ…俺は今まで一体何だったんだ?…って、何とも言えない喪失感に襲われて。 その結果、口から出た言葉は…。 「勝手にしろ」 俺はそれだけ言って。 その言葉にショックを受け固まる素直の目の前で部屋の扉を閉めた…ーーー。