「何か…残せなきゃダメなの?
何か達成しなきゃ結婚できないの?」
おばさんは心底理解できないって顔して素直の顔を覗いた。
「さっきのおばさんの娘さんの話、私すごくわかるの。」
「…え?」
「あのね、病気を抱えるってねそれだけでマイナスなの。
治るってわかってても。
例え完治したとしても。
前みたいに強気になんてなれない。
前向きになんて考えられない。
全部マイナスに捉えちゃう。
『どうせ私なんて…』って病気や不自由を理由に諦め癖がつくの。
でもそんな私を支えたい、助けたいって思ってくれる人がいたら嬉しいけど、正直…申し訳なく思うの。それから…疎ましくもなる」

