そんな風に…。
改まって、真面目な空気纏って迫られたら…黙るしかないじゃないか…。
俺は覚悟を決め大きく息を吸い込み、わざとらしく吐き出してから。
「勝手にしろ」
そう言って黙った。
黙った俺と、俯き加減に神妙な面持ちな素直を交互に見やるおばさんはどこに身を置けばいいのか困ってるようだった。
「あのね、おばさん。
私、イツキさんにいっぱい支えてもらって、いっぱい助けてもらった。今でもそうなんだけど、甘えてばっかだしワガママばっかり言っちゃっうの。
今、私がこうして生きていられるのもこうして笑っていられるのも全部イツキさんのおかげなの。」
おばさんの目をまっすぐ見てそう話し出した素直を、わけがわからないままおばさんは耳を傾けそして頷いた。

