真実を知らぬ彼は怒り狂い、当てつけるかのように婚活に勤しんだそうだ。
もう半ばヤケクソでとにかく早く新しい彼女を!そして結婚をっ!
今まで結婚したくて仕方なかったわけじゃないが、家族にも親族にも婚約中であることを話していた手前フラれたなんてかっこ悪くて情けなくて。
なにより、『結婚相手としては不安』と言った娘さんよりも絶対先に結婚してやりたかったそうだ。
だから尚更彼は早く彼女をっ!そして結婚をっ!!
そう思って邁進する彼は結婚の意味も目的も、何より自分自身さえも見失ってしまっていたようだ。
そんな彼を見て彼のおばあさんは自分の過ちを悔い、そして恥じた。
おばあさんは『許してくれ』『私が悪いんだ』…そう泣きながら彼に縋り真実を話した。
彼が真実を知ったのは…別れて4ヶ月が経とうとしている頃だったーーー…。

