いきなり娘さんに電話をしてきたおばあさんは『昔からあんたを知ってるからいいお嬢さんなことはよくわかってる』と言った上で『だけど誰も言う人がいないから自分が言う』と告げ。
そしてーーー…。
『孫と別れてほしあ』
『昔から知ってるあんたが孫と深い仲なんだと知ってみんな喜んどった。いつかは嫁にきてくれるだろうと楽しみにもしていた。あんたがいい子なのはみんなわかってる。孫にはもったいないぐらいだ。』
『だけど…その…胸にガンが見つかったんだろ?酷な言い方だけど…そんな体で子供は産めるのか?治ったとしても…再発の可能性もあるし治療だって続くんだろう?』
『それじゃぁあまりにも孫が不憫だ。違う人と結婚してれば背をわなくすむ苦労だったかもしれないと…いつか思うかもしれない。そうなったら…あんたも可哀想だ…』
申し訳なさそうに。
でもはっきりとそう言って。
『すまない』…そう言って電話を切ったそうだ。

