NUDE〜彼女の心〜


『何言ってるのっ!夫婦ってもんはね…』と、人生の先輩としてビシッと教え諭すべきなのか。


しかし、実際付き合ってきた中でそう感じた本人がそう言うなら結婚相手として不十分なところがあったのだろう。


確かに、好きだけでやっていけるほど結婚は甘くないし、恋愛と結婚は別というのはわかる気もする。


それだけに何て言えばいいのか悩んでいると、この話を一番喜ぶだろうはずの親父さんが激高した。


「この…バカ娘がっっ!」


そう言って部屋に入ってきた親父さんに2人はただただ口を開けて驚くばかり。


「挨拶に来といて何が『別れた』だっ!
そんな中途半端な気持ちなら初めっから連れて来るなっ!」


溺愛する娘にこんなにまで怒るオヤジさんを見たのはこの時が初めてだったそうだ。