NUDE〜彼女の心〜


「……おばちゃん、いつものカレー。サラダ付きの大盛りね」


それだけ伝えるとズンズンと大股でその窓際の席に向かって歩き、彼女が座ってる4人掛けの机の向かいにドカッと座った。


今、まさに口にカレーを運ぼうとしていた彼女はいきなりの相席に手を止めた。


そしてチラッと目だけを動かし、その目に俺を映すと。


−−−何、あんた?
何、そこ座ってんのよ。

他にも席空いてんでしょうがっ!どっか行きなさいよっ!


……っとでも言いたげな目をよこしてくる。


が、しかしそんな非難の目はスルーだ。


そう強気に出た俺は大きく息を吸い込むとガバッと机に頭をつけ『悪かった!』勢い任せに謝った。


するといきなりの謝罪にさすがの彼女も驚いたのか、スプーンを持つ手ごと固まっていて−−…。