♂ vs ♀ ~続・男女寮戦争~《完》

「…俺だよ、俺」

斜め前の体育会系男子が、自分を指差して訴える。



「俺って…?」

俺だけじゃわかんないし…

あたしのこと、『みぃちゃん』なんて呼ぶのはかなり昔の知り合いか…

さりげなく、見覚えのない彼の名札に目をやるあたし。



「…あっ、もしかして健太?」

やっと、思い出した…

幼稚園の頃、女の子みたいなクリッとした目をしていた健太だ。