♂ vs ♀ ~続・男女寮戦争~《完》

ふっと顔を上げると、斜め前の男子と目が合った。

体育会系なのか引きしまった体型に、微妙にチャラい茶髪。

その体つきとは対照的に、パッチリした可愛い目をしている。

大きい目が、マジマジとあたしを見ている気もするけど…

なんか気まずいし、自分から目をそらした。



「…みぃちゃん」

微かに男子の声が聞こえた気がする。

あたしは気にせず、ぼんやり窓の外を眺めていた。



「みぃちゃんだよね?」

さっきより、はっきり聞こえる。

あたしは、声がしたほうに視線を向けた。