♂ vs ♀ ~続・男女寮戦争~《完》

「なんじゃ、そりゃ…」

突っ込みどころ満載の手紙に、首をかしげるあたし。

でも、ママ覚えててくれたんだ。

あたしが欲しいって言ってたの。

中身が薄々わかってる箱を慎重に開ける。



ママ、ありがとう…

心の中でつぶやいて、ピンク色の携帯電話を取り出す。



「可愛いじゃん」

折りたたみの携帯を開いて、画面のビニールをそっとはがす。

あたしはベッドの上に座って、電源のボタンを押した。



「おぉ…」

これで、あたしも携帯デビューだ…