「牧村さんも、悪趣味だね。
どうして、俺に聞くの?」
「それは…」
視線を落として、言葉をのみこむあたし。
本当は、瀬戸内に聞かなきゃいけないんだけど…
「今の気にしないで」
控えめに微笑んで、また作業に戻る。
こんなやり方ずるいと思うけど…
本当のことが知りたい。
だけど、瀬戸内に聞くのは怖いんだ。
あたしは、黙々と黒板を消し続ける。
あたしの動きに合わせて、ポケットの中で渡せなかったチョコレートが揺れる。
一生懸命作ったのに…
あたしは手を止めてうつむいた。
どうして、俺に聞くの?」
「それは…」
視線を落として、言葉をのみこむあたし。
本当は、瀬戸内に聞かなきゃいけないんだけど…
「今の気にしないで」
控えめに微笑んで、また作業に戻る。
こんなやり方ずるいと思うけど…
本当のことが知りたい。
だけど、瀬戸内に聞くのは怖いんだ。
あたしは、黙々と黒板を消し続ける。
あたしの動きに合わせて、ポケットの中で渡せなかったチョコレートが揺れる。
一生懸命作ったのに…
あたしは手を止めてうつむいた。



