♂ vs ♀ ~続・男女寮戦争~《完》

「あのさ…」

「…何?」

「彩木は、女子に下の名前で呼ばれるのってどう?」

黒板消しをゆっくり動かしながら、何やら考えている彩木。

あたしのほうに振り返ると、ニッコリ笑った。



「俺のこと…優也でいいよ、美月」

唖然と彩木を見上げるあたし。



「…いや、そういう問題じゃなくて」

あたし、相談する相手を間違えたのか…

しばらくうなだれて、また顔を上げる。