♂ vs ♀ ~続・男女寮戦争~《完》

「みぃちゃん、今日は早いんだね」

「うん」

なんだか、今日はヤケに朝日がまぶしい。

あたしは、健太の隣でうつむく。



「健太も、いつもより早くない?」

「…みぃちゃんと話したくてさ」

「そっか…」

寮から校舎までは、そんなに離れてない。

本題に入る前に、校舎に着きそうだ。



「健太、あたしね…」

あたしはカバンの紐を握って、軽く視線を上げる。

「健太のこと、ちゃんと考えようと思う」

「それって…」

健太が、あたしのほうに振り返る。

あたしは立ち止まって、まっすぐ健太を見上げた。



「瀬戸内とは…別れるよ」