結局、理科室に戻ることができなかった。
人差し指にはられた絆創膏(バンソウコウ)に、うっすら血がにじむ。
思ってたより、自分は弱いらしい。
あたしの中で、どんどん不安が広がっていく。
唯香ちゃんのほうが、瀬戸内の彼女にふさわしいのかもしれない。
今のあたしには、無理してる所がたくさんある。
きっと、このまま別れたほうが楽になる。
だけど、あたしはまだ大切なものを失う覚悟ができなかった。
授業が終わった頃、こっそり教室に戻る。
楽しそうに話しているクラスのみんなが、別世界の人に見えた。
あたしは人差し指の絆創膏を押さえて、自分の席へ進む。
人差し指にはられた絆創膏(バンソウコウ)に、うっすら血がにじむ。
思ってたより、自分は弱いらしい。
あたしの中で、どんどん不安が広がっていく。
唯香ちゃんのほうが、瀬戸内の彼女にふさわしいのかもしれない。
今のあたしには、無理してる所がたくさんある。
きっと、このまま別れたほうが楽になる。
だけど、あたしはまだ大切なものを失う覚悟ができなかった。
授業が終わった頃、こっそり教室に戻る。
楽しそうに話しているクラスのみんなが、別世界の人に見えた。
あたしは人差し指の絆創膏を押さえて、自分の席へ進む。



