♂ vs ♀ ~続・男女寮戦争~《完》

「俺は、本気でみぃちゃんのこと…」

「…言わないで!
あたしは…」

健太との関係が、変わるのが怖い。

キスくらいで崩れる関係じゃないと信じたい。



「健太のこと、大事な友達だと思ってるから」

「そっか…」

教室が静まり返る。



「わかった」

ガタンとイスを元の位置に戻して、教室の出口へ歩いていく健太。

健太の後ろ姿が、なんだか切ない。

あたしは鉛筆を握りしめて、うつむいた。



「みぃちゃん」

健太の明るい声に顔を上げる。

「これからも、みぃちゃんって呼んでいい?」