♂ vs ♀ ~続・男女寮戦争~《完》

すっかり勉強が手につかなくなってしまった。

他のことは、何も考えられない。

教室から窓の外を見上げるあたし。



「牧村さん」

遠くであたしを呼ぶ声がする。

あたしは、まだ曇り空を見上げていた。



「牧村さん、聞いてますか?」

「…は、はい」

「必ず、今日中に提出してくださいね」

「はい」

黒板には、しっかりあたしの名前が書かれている。

大きく書かれた『課題未提出者』の文字を見て、さらに落ち込む。