♂ vs ♀ ~続・男女寮戦争~《完》

「みぃちゃん、大丈夫?」

二人の視線が、あたしに突き刺さる。

あたしは、無言でうなずいた。



「…さ、行こっか」

背筋を伸ばして、スタスタ歩き始めるあたし。

こういうの、空元気っていうのか?

心配そうに待っているみんなを追い越して、先頭を歩く。



「あっ、お土産屋さん!
ちょっと見てかない?」

「えっ、美月…
まだ着いたばっかじゃん。もうお土産買うの?」

「いいじゃん。
あたし、こういうの好きなんだよね」

なんだかよくわからない理由をベラベラ語りながら、土産屋に突撃するあたし。