「どうしたんだよ?」


「いや、昨日の事思い出したら、恥ずかしくなっちゃって…」


「今更?」


なんて言いながらククっと笑うシキ。


すると、被っていた布団をめくる。


「俺はもう有美のこと隅々まで知ってるんだぜ?」


そう言って、指で体をなぞる。