マイハニー

なんなの、もう・・・。
ママのメモには203って書いてたはずだけど
今となっては覚えていない。

お兄ちゃんの身体から離れ、顔を覆う。
後から後から涙が溢れ、子供のように泣きじゃくった。

この4年間何をやってたんだろう?
私、全然、お兄ちゃんのこと信じてなかった。


「・・・ご、ごめ・・・ごめんなさい・・・」


しゃくりあげながら、やっと謝ると、
お兄ちゃんが私の手を引っ張り、胸に抱き寄せた。


「もういいって・・・それより、自責の念にかられて、
そんな恰好しといて、やらないとか言うなよな」

「・・・・もうっ、お兄ちゃんってば」

「ちゃんと男と縁切れよ?」

「・・・わかってる」

「こー見えても、結構、嫉妬深いんだから」


ちょっと苦しいくらいに抱きしめられる。
身体以上に、気持ちが苦しかった。

ほんとにごめんね。