マイハニー

一度、唇が触れ合うと、止められない・・・
舌が挿入され、受け入れる・・・

歯列をなぞられ、舌を吸い上げる。
唇を甘噛みし、舌を絡ませた。

唇が離れると、絡まった2人の唾液がツツツと、
銀色の1本の線になり、ぷつんと切れた。


「ずっと・・・こうしたかった・・・サヤ・・・」

「ん・・・私も・・・」

「もっと、いっぱい年とって」

「え~、ふふふ、何、それ、どういうこと?」

「・・・15歳のサヤと一緒にいると、犯罪犯している気分だった」

「あはは、何よ、それ」

「まじでいろいろ葛藤してたんだから」


お兄ちゃんの、切なく、くぐもった声が耳元で響く。
胸が痛い。

好きなこと、好きなだけやりたいと思っていた子供だった私。
お兄ちゃんはいろいろ考えてくれてたんだね。

突然いなくなって、私はお兄ちゃんを責めたけど
苦しかったのは同じだったんだね。

馬鹿だったね、私。
ごめんね。
いっぱい、ごめんね。

そしてこんな風に迎えてくれてありがとう。