「……あとは、しおりをよく読むように。


  じゃあ、班決めだが…適当に決めろ」



 なんと雑な…


 っていうか担任が放棄していいのか…?



 「瑠歌~、自由だって!!一緒になろ☆」



 担任に突っ込みを入れていると、理彩がきた。



 『いいよ』


 「やった♪男子、どーする?」


 『別に、誰とでもいいけど?』


 「う~ん…」



 何気なく隣の席を見た。


 隣の席の住人はいなく、少し離れた所で、


 友達と話していた。



 『(もう友達出来たんだ…)』



 早いな…なんて思っていると、