「んーっ、終わった!!」



 テストが終わり、おもいっきり伸びをする理彩。



 「ねぇ、ショッピング行こっ!!」


 『いいよ~』



 理彩とショッピングに行く約束をし、帰る準備をする。



 『何買うの?』


 「服!!最近、流行に乗り遅れてるからさ~…」


 『そんなことないと思うけど?』



 理彩の私服は流行というか…あまり他の人が着ないような服が多い。



 「そんなことあるんだよっ!!」



 そんな話をしながら下駄箱に行くと、



 「あっ、」



 理彩が足を止めた。




 『理彩…?』



 あたしは理彩が見ている方に視線を移す。





 すると――‥