「次、3班」 ついに肝試し。 3班なので、中野くんが1人で行った。 「…瑠歌、大丈夫?」 『……』 理彩が心配してくれているが、大丈夫なわけがない。 「怖かったら、宮田にしがみついちゃえ♪」 『無理に決まってるでしょ!?』 「次のペア」 理彩と話していると、理彩と冨田くんのペアの番になった。 「じゃぁ、行って来るね」 そう言って、理彩と冨田くんペアは言行ってしまった。 「…渡瀬さん、大丈夫?」 『えっ!?』 「足が震えてる」 宮田に言われて自分の足を見ると、確かに震えていた。