男子3人が保健室から出て行くと…
 


 「さて…どうした?」


 『…聞いてた?』


 「ごめん。聞こえちゃった☆」


 『…なんかね、自分がわからない…』


 「”わからない”…?」


 『宮田と理彩が一緒にいると胸が痛いし、


  しかも宮田に冷たく当たっちゃうの…』


 「………」


 『もう…わかんないよ』


 「瑠歌…それ、きっと」


 『?』


 「”恋”してるんだよ」


 『へ…?』


 「瑠歌は宮田の事が好きなんだよ」