「あ!!先生、ソース!!」



直が指差した俺の左腕の裾…


やっべぇ!!



左の腕の所に…!!



ソースの小さなしみ…!!



「うわぁ!ショック!俺の大事なジャージがぁ!!」



直が濡れた指で、そのしみをトントンと押さえてくれた。



薄くなった茶色いしみを見て、俺と直は微笑み合う。