家に着くと、やっぱり今日もどこの部屋も真っ暗だった。 生活感のないリビング 机の上に置かれた一万円札 その横には、小さな紙に走り書きで『今週のぶんです。足りなかったら言ってね。』と、母の文字。 あぁ、今日も1人か。 お姉ちゃんがいたら、何か変わってたのかな。 私は学校の帰り道に買ったコンビニ弁当で夕食を済ました。