彼女の10円。

しばらくトイレが流れる音が聞こえたと思ったら純が出てきた。



純はまだフラつき気味。



「シャワー浴びてくる…」



純は静かにそう言うとシャワーを浴びに行った。



ただひたすら待っていると純が俺の元へやってきた。



「太一嫌い…」



そう言って俺の隣に座る。



「純…。ごめんね…。」

「嫌い。」

「ごめん…。」

「今はあたしだけ?」

「当たり前じゃん…。」

「セフレとかって元カノより質悪い!!」

「俺元カノいねぇもん…。」

「じゃあヤるだけの女は何人いたの?」

「…。ごめんなさい…。」

「やっぱり嫌い!!」



そう言って純は俺の隣から立ち上がりベッドにダイブした。



「太一何て超嫌い!!」



純は顔をベッドに埋めたまま叫ぶ。



俺もベッドに行き純の頭を撫でた。