彼女の10円。

「ねぇ、春輝さん、デート中にセフレに声かけられる男ってどうよ!?」

「最低だね!!純ちゃん、飲み過ぎじゃないかな?」

「いいの!!今日はやけ酒。太一のやつ、マジムカつく!!」



純はカウンターで春輝さんに愚痴をこぼしながら飲んでいた。



「イチ、純ちゃんキレてるぞ。酒は薄めに作っといたけど…。」

「すいません…。」

「いや、おもしれぇからいいんだけどな♪修羅場だけは勘弁してね♪」



スゲェ働きずらい…。



純の視線が痛い…。


「マキさん、お待たせしました♪」

「ありがと♪ねぇイチ君、今度お姉さんと遊ばない!?」



やめてくれ…。



誰も俺に話しかけるな…。



「俺、彼女いるんですよねぇ♪」

「そうなの!?残念♪」



純を見てみた。



目があった…