銀盤少年


もしやヒロさん、俺が勝つことを前提に話を進めていたわけですか?


プレッシャーがズシリと襲いかかる。


物腰は柔らかくても、ヒロの言葉には痛々しいほどの棘が隠れていた。


これ、俺負けたらかなりヤバくね?


ロシア流のバツゲームが待ってるんじゃね?


「頑張ってね、部長さん」


ヒロの黒い声援に、俺は黙って頷くことしか出来なかった。