「おい、優どけ。大丈夫、薫ちゃん??」
「えっ?あ、はいっ」
・・・・さ、最悪~!!
優のお兄さんにキスしてるとこ見られた////
「優・・・・・昼から盛ってんじゃねぇーよ。薫ちゃん顔が真っ赤じゃねーか」
「それは俺らがキスしてるときに兄貴が来たからだろうが。それに盛ってねぇよ」
不機嫌にそう答える優。
邪魔をされて怒っているようだ。
それにしても・・・・気まづい。
「・・・・・・ところで兄貴、何しに来たんだよ」
「俺?俺は薫ちゃんを見に来ただけ」
「それだけか、じゃあ部屋から出てけ」
「おいおい、それは兄貴にむかってひどくねぇ?なぁ~薫ちゃん~」
・・・・・いや~!!
私に聞かないで~!!
なんて答えればいいのかわからないから、優の方を見る。
優っ!!ヘルプっ!!
「兄貴、薫が困ってんだろ」
「えっ、悪りぃ。・・・・・はぁ~口の悪い弟だな~。そんなんじゃ薫ちゃんに嫌われちゃうよ~」
「チッ、余計なお世話だっうの!!」
ひぃ~!!優、お兄さんの前で舌打ちしちゃったよ~!!
それに優のお兄さんも余計な事言わないでほしいよ~!!

