「じゃあ仕事の時は許すけど、休みの時は許さないからな」
「は~い」
細かいね~優さんはっ!!
そんな事言わなくても誰も見てないって。
休みの日は変装してるんだからさぁ~。
ふと優を見ると一瞬何かを思いついたような顔をした。
・・・・・・・気のせいかな??
「・・・・・って事で今日は休みなわけだし、それにさっき俺以外の男にヘラヘラしてたから今からお仕置き」
「・・・・・・・・えぇ!?ま、待ってよ~!!」
それって今決めたことじゃん!!
さっきの分も入ってるなんて!!ありなの!?
「てか、私あの執事さん達の前でヘラヘラなんかしてないよ??」
そうだよ!!
私は優のお母さんとお話ししてたんだから!!
執事さん達とお話しなんてしてないもん!!
「でも、お前の笑顔をあいつらは顔を赤くしながら見てたんだよ」
「そ、そうなの!?」
全然知らなかった。
「でも、それって私が悪いの!?」
「ああ、お前が笑うのが悪い」
「じゃあ何、優のお母さんの前でも無表情でいろと??」
「執事がいなければな」
なんということでしょう。
優のお母さんの前で執事さんがいたら無表情でいろとか・・・・・。
どんだけ嫉妬深いんだよ!!優さんよっ!!

