「だから、食べさせてやるって言ってんの。ほら、口開けろって」
やっぱり聞き間違いじゃなかった。
「い、いいよ。自分で食べれるから」
「遠慮すんなって」
「いやいや、遠慮なんてしてないから!!」
「いいから、口開けろ」
ーーーー・・・・・・・それから無理やり優に食べさせられた。
食べさせるのも恥ずかしかったけど食べさせられる方も恥ずかしいよ~。
優はというと私が真っ赤な顔してに食べてるのを見て楽しんでいた。
もぉ~優のバカっーーー!!!
「さ~てと、薫が食べ終えたし、そろそろイチャイチャしよっか」
「いっ!?し、しないわよっ!!だ、大体私は授業をサボるなんって言ってないわよ!!」
「薫が言ってなくても俺が言ったの」
な、何それっ!?
私は授業サボりたくないって言ってるのに・・・・・。
「それにさぁ~気づいてないのか、授業もう始まってるんだぞ」
「ええっーーー!?そ、そうなの!?」
全然気がつかなかった。
って事はもうサボってるってことだよね・・・・・。
はぁ・・・・・最悪。

