「おい、待てよ」 ビクッ。 な、なんか今寒気が・・・。 「な、何??」 「なんで逃げるんだよ??」 「に、逃げてないです」 「逃げてるだろ??一緒に授業さぼろーぜ??」 「い、いえ・・結構でございます」 「何だその喋り方。まぁ、いいや。遠慮すんなよ、一緒に居ようぜ」 いや、だから居たくないんですけど!! それにその笑顔が怖いんですよ!! だから早く逃げたいの!! その事がわかったのか・・。 ジリジリと私のところに近づいてくる優。 それが嫌だから私は少しずつ後ずさりをしている。