『だから――』
『待って晃。俺達、彼女がそうなった理由知ってるから』
淳がそう言うと、林田は顔をあげた。
『知ってる……? な、何なんだ!?』
林田は勢い良く淳の肩を掴んだ。
『まぁこのサイトのスレ、読んでみろ』
淳は先程の実況スレを林田に見せた。
『……?』
数分後、林田はスレを読み終わったようだ。
『じゃあ麗香は――』
林田は携帯を淳に返した。
「俺と同じ……一人睨めっこの犠牲者だ」
『――!! そういえばお前も一人睨めっこやったんだよな!? 何で何とも無いんだ!?』
今度は俺の肩を掴んできた。
「何とも無かった訳じゃないよ――」
俺は掴まれた手を退けながら言った。
そして簡単に、一人睨めっこをしてからの症状を語った。
頭の中から声が聞こえた事や、 体を乗っ取られた事、
テストの事は話さなかった。
『待って晃。俺達、彼女がそうなった理由知ってるから』
淳がそう言うと、林田は顔をあげた。
『知ってる……? な、何なんだ!?』
林田は勢い良く淳の肩を掴んだ。
『まぁこのサイトのスレ、読んでみろ』
淳は先程の実況スレを林田に見せた。
『……?』
数分後、林田はスレを読み終わったようだ。
『じゃあ麗香は――』
林田は携帯を淳に返した。
「俺と同じ……一人睨めっこの犠牲者だ」
『――!! そういえばお前も一人睨めっこやったんだよな!? 何で何とも無いんだ!?』
今度は俺の肩を掴んできた。
「何とも無かった訳じゃないよ――」
俺は掴まれた手を退けながら言った。
そして簡単に、一人睨めっこをしてからの症状を語った。
頭の中から声が聞こえた事や、 体を乗っ取られた事、
テストの事は話さなかった。

