「貴様!我々に賛同しておきながら!」






殴られ血を拭うスーツの男…。それを見下す少年…。






「イエスなんて言ったか?」





火薬なにおいが部屋に漂った。





イヤホンに「ミッション終了。ブルー・レッド帰還する。」






レッドと呼ぶ。
「死んだことを後悔したな…。」






炎は全てを焼き、痕跡は跡形もなくなった。






「それは…。正義の味方のセリフじゃないな…。」





炎を放ちながらレッドは「冷徹なブルー様には言われたかない。」






クスッと笑う。
「それもそうか。」






「行くぞ…。」






製薬会社のひとつがなくなった。






バンに乗り込む…。






「ちょっと!持って来たんでしょうねバカコンビ!」






ブルーは小さなカプセルにケースを見せた。






「スナイパー様には脱帽ね!」嬉しそうに受け取る。






「誰がバカだって?」






「そこの熱血…。」






「なんだと!この毒はき女!」






「何か?」




カチッ!と小さな音がする。






「止めろ…。ピンク全員毒殺する気か?」






「冗談よ…。」
ウィンクして去っていく。






「キング状況は?」






「ハッキング終了。全データ削除。」





「巣に帰還指示。」






「了解。」






「グリーンからイエローへ帰還指示。」






バンに響く。
「了解。イエロー帰還します。」





「グリーンからイエローへ今日暇?」






「イエローからグリーンへバカ言ってないで早く回収して。」






「了解。」