「ーっ敦夢!?」 今、息をきらして駆け寄ってくる 愛しい姿。 彼は・・・本物? 私、あの言葉に この行動に 少しは期待してもいいの・・・? 「よかった、間に合って・・・」 「敦夢・・・なんで・・・」 「ん?・・・どーした?」 「美夜ちゃんは?」 「え・・・ファミレスだけど・・・」 息を整える汗だくの彼に なぜか私は安心感を抱いた。 こんなにも涼しい風が吹いているのに・・・