「あ・・・」

「どーしたの?みかる?」

「あれって千波(チナミ)ちゃんじゃない?」

「え?あぁ・・・」

「1人でカフェとか来てんだね(笑)やっぱ友達いないからだよね」

「うん・・・」

「アレ?蛍って千波ちゃんと家近くない?」

「あ〜まあね。でも別に仲良くはないよ!?」



とか言ってたケド、
幼稚園から小学校まで親友だった・・・
千波は地味でおとなしい子だった。
小さい頃は家が隣だからって理由でよく遊んでいたから気になりはしなかった。

でも、年が上がるにつれて
そんな千波と絡むことに
だんだん抵抗を感じてくるようになった。