翌日――― 時計の針は3時45分をさしていた。 あと15分で、くる。 てか、あたしの家知ってんのかな? 今日は丁度親がいなくてよかった。 なんか少しお洒落してるし。 そりゃ、変な格好では出迎えられない。 一応乙女だし? ピンポーン――― 来たっ!! あたしはドキドキしながら、 玄関のドアを開けた。 ガチャ――― 「こんにちは」 ドアを開けると爽やかな笑顔であたしに挨拶をする。