今日から、あたしへの、

「いじめ」というのが始まった。

何か悪いことをしたのか?

それがわからなかった。

学校に行くたびに、泣いてばかり。

いつも…


負けてるなあ…?

ぽろッぽろッ……


思いだしたくないのに―…

そんなことを思いながら、今日も学校へ向かった。

今日の「いじめ」…それは―…

黒板に、「梨桜死ね!消えろー!!お前なんて生まれてこなきゃよかったのにー!!」と

いう言葉が書いてあった。


生まれてこなきゃよかったのに…?

そんな言葉…はじめてだ。

あたしは、「いじめ」をしたことがある。

いじめられてた子は…こんな気持ちを―?

ごめんなさい…ごめんなさい…

「あらあ??また泣いてるのお?」

美穂が泣いているあたしに言ってきた。

そして…


あたしの制服のリボンを引っ張って、

バンッ!!!!!!!!!っと、投げつけられた。


それをみたみんなは…

「きゃはははははッ!!梨桜ちゃんって、こんなに弱いのー?ばっかじゃん??」

ばかにされた言葉を言われた。

あたしの手には、あざが数個あった。

このあざは…一生消えないのかな…?

そして、下校…。

家は、唯一の場所になった。

あたしは、小学生の頃の親友の唯に電話をかけた。

そして、相談した―…