「やっと、夏休みだね!!」

「お店で騒いじゃ駄目だよ…。」

「ゲームセンターは煩いから平気!
…あ!これかわいい!!」

夏休みだからって元気になる水月を見て苦笑する。

周りを見ると、見知った姿があった。

「ねぇ、あそこにいるのって陸先輩じゃないかな?」

「あ!本当だ!行こうよ!」

「え?」

「陸せんぱーい!」

ええ、大声で呼ながら行っちゃった!

「待ってよ。」

私は水月の後を追いかけた。

「あれ、2人も来てたんだね。」

先輩は一人だったみたい。

「一緒に遊びましょうよ~!」

「じゃあ、遊ぶ?」

「はい!」

展開早いよ!と心の中でつっこむ。

急だけど先輩と3人で遊ぶことになった。