蝶凛 ーNobady Knowsー



爽 side



朝、っつってもまだ4:30過ぎ


けっこう早い時間に目が覚めた


なんとなく蓮香が寝ていたソファを見ると蓮香がいなかった


でも弟の蓮妬の方はまだ寝ているからきっとトイレだろう


すぐ帰ってくるだろうと思っていたけどなかなか帰ってこない蓮香


俺は気になって倉庫の周りを探すことにした






見つけた…


あいつは倉庫の裏にある木の下で蹲っていた


あいつはウィッグを取っていたから金髪の胸辺りまでの髪が朝日でキラキラと輝いていた

綺麗


素直にそう思った



でも、よく見ると泣いていた


フツーの女なら無視しているだろうがあれは気付いたら近ずいて行っていた



ジャリッ


俺の砂のふむ音で蓮香は俺のことを気付いた


いそいで涙を拭きとって作り笑いしているこいつを見ていると


耐えれなくなって


気付いたら


抱きしめていた