ある日の放課後。



「あ、あつみ今日日直じゃん。
日誌だした?」


女の友達が教えてくれる。



そういえばまだ日誌だしてない。




「出すの着いていこうか?」


「だ」「い」「じょ」「う」「ぶ」
と、口パクで言う。



「わかった。
じゃあ先帰ってるね。
バイバイ〜」


あたしは友達と別れ、職員室まで日誌を出しに向かった。