それを持ってまた、あそこに向かった… しばらくすると見えてきて、わたしはそこまでただがむしゃらに走った。 毎月来てうるはずのそこは、 花がしおれてしまい殺風景になっていた ポツポツと降ってきた雨など気にせず、 箱をしっかりと両手で抱え 静かに腰を下ろした。