「瑠榎さん!ちわっす!!」
「おつー」
「悠斗さんも!お疲れ様です!!」
「え、あ。うん。お邪魔します」
悠斗にも挨拶があり、驚いた顔で返事をしてからそのままの顔で私をみる。
「顔、面白いことになってるよ」
「え、なんで俺にも挨拶あるの?」
「黒龍の恩人だから?」
首を傾げている悠斗に合わせて私も首を傾げながら答える。
「恩人?てか、なんで疑問形なんだよ」
「私もよくわからん」
「え」
「さ。上いこう」
悠斗との会話を切り上げて倉庫の中へと足を踏み入れれば、朔が私のシャツを握った。
…ビビってるなー。
ひよこを連れている気持ちになりながら、いつも通りのメンバーがいるであろう部屋に向かって歩いた。

