シャラン…
ドアを開けた時に鈴の音がする。
「いらっしゃいませ」
明るくて綺麗なお店に一歩足を踏み入れると、キレイなお姉さんが笑顔で出迎えてくれた。
「この子、可愛くしてください」
「はい」
朔の言葉にお姉さんがまた笑顔で答える。
可愛く、なんてならないだろうけど。
「こちらへどうぞ」
優しい声のトーンで案内され、その後しばらくお姉さんに任せていた。
「終わりましたよ」
という声で眼鏡をかけて鏡を見た。
「これ…私…??」
鏡の中には、少しピンクっぽい茶色でボブのあたりまで切られた髪にゆるくパーマがあてられていて私とはかけ離れた女の子がいた。

