愛を知った時

「結花?!なにニヤニヤ笑ってるの?気持ち悪いよ~」

えっ?ニヤニヤしちゃってた?


あらら。


でちゃうんだよね、顔に。

気が付いたら、2人共とっくに居なくなってるし…


「ハルとうまくいってんのね~」

「ん~まぁね♪」

こういう時の千夏は、本当に可愛い。

「喧嘩しないの?」

「するよぉ!!でも許せちゃうんだよね」

「それ、ノロケ?」

私は千夏の顔を覗き込んだ。


千夏は笑いながら、

「そう(笑)」

って言った。

私は、兼ねてからの疑問をぶつけてみた。

「嫌いな所とか無いの?」

「無いね~とりあえず今の所はだけど」


2人は気が付いたら付き合ってたんだよね。


「付き合う決め手は?」

「なんだろうね~ビビビと来た(笑)」

「来ちゃいましたか(笑)」

「ん~~晴彦見た時に、目が感じちゃったの」

「め、目が??」

目って感じるもんなの?!

「そう(笑)って私バカみたいだね」


千夏はカフェテリアの時計を見ながら

「結花、そろそろ行こうか」

って言った。


時計はもう3時を回っていた。

すごい時間居たな。

なんて思いながら、渋谷まで出た。


その後、私達は何件かお店を回った。

私は白地に薄ピンクと朱の桜があしらわれたのを、千夏は紺地に藤と蝶があしらわれたシックな浴衣を買って帰った。


明日が楽しみだな♪