愛を知った時


千夏は嬉しそうな顔に戻って薬指を見せてくれた。


キラリと光る美しい指輪が、誇らしげに薬指で主張してる。


「なんて言われたの?プロポーズの言葉は?いつ式なの?」


「ちょ・・・結花1個づつね。」


「あっ、うん」

反省する私に、


「もう、ママはセッカチでちゅね~~」


そう結香に話しかける千夏。


「昨日、晴彦と会った時に・・・俺と一生共にする気ない?って指輪を渡されたの」


「晴彦らしいわぁ!!どこで??」


「家で、晴彦の会社のお祝いをしてた時に・・・」


晴彦はなんと自社ブランドを設立したのだ。

それと共に独立。


今は、千夏と共に従業員は少ないながらも頑張ってやってる。


で、結婚式しかしないって言う千夏に

「絶対したほうがいいよ」

と説教(笑)


お金が…って言う千夏に、私は少し考えて


「任せて!!せめて、パーティーしようよ!!」


千夏は少し考えて、


「わかった。晴彦に話してみるよ。」

「うん。」

「結花・・・・・・ありがとね。。。」

「何言ってるのよ、親友でしょ!」


そう言って私は手を取った。



千夏は俯きながら涙を我慢している。




千夏……本当におめでとう。